テニスで壁打ちする方はどんな方がいらっしゃるでしょうか?テニスを始めたばかりの方、学生時代の時にテニス部に所属してた方、あるいは運動不足を解消する方などなど、様々な方がいらっしゃいます。私自身は良く壁打ちする方なのですが、実は壁打ちを上手く使いこなせばさらなるテニスのレベルアップを目指す事ができます。具
体的には、自分のスイングを見直す事で打点の位置確認や、フォームを固め直しを図る事ができます。さらに、試合前に壁打ちする事で、その日の調子を上げた状態で臨む事が可能です。
では、どんな意識を持って壁打ちすれば効果が上がるのか、私自身の経験から話をさせて頂きます。
社会人になってから壁打ちを再開したのは、試合前の朝に壁打ちし始めたのがキッカケです。当時は試合会場にそのまま行き、軽いストレッチやランニングで身体を温めてから試合に臨みました。ただ、どうしても最初の2ゲームで調子が上がらず、序盤が劣勢となるのが多かったです。どうすれば最初の2ゲームを落とさずに済むか?を色々考えて行きついたのが試合前の壁打ちです。
序盤のミスは大半が自分のストロークミスであり、ボレーにいたっては自分に来て欲しくないと思ってました(単純にビビってるんですね…)。試合が進むにつれて段々と調子が上がっていくのですが、それはしっかり腕が振れるスイングができるようになってくるからです。立ち上がりはどうしてもミスしたくない、という気持ちが先行してしまうので身体が縮こまり腕が思うように振れずボールに回転をしっかりかける事ご出来ずにアウトしてしまう、という悪循環が起きていました。
そこで、この腕の振りだけでも最初からしっかり振れるようにしたい、と思って始めたのが壁打ちです。試合開始の約1時間以上前に壁打ちできる所を探して30分ほど汗を流してから試合するようになった所、自分でも驚くほど最初のポイントからしっかりラケットを振れるようになっていました。壁打ちしてもその日の体調が悪いと、それを挽回するまでにはいたりませんが、私的には充分効果がありました。
ちなみに、壁打ちにはボールはできれば4個、かつ一緒に試合に出る方と行うのがオススメです。壁打ちでも、最初はスイングが安定しない場合が多く、私はよくボールを遠くへトバしてボールを無くすので予備ボールを持つのが良いです笑あと、もう1人いる事でボレーボレーができるのでこれも試合前のアップとして行った方が良いですね。
今回、壁打ちのメリットを一部紹介できました。打点やフォームのお話はまた今度書きます。
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