テニススクールに通い始めると出来る事が増えていき、クラスも上がったりする事もあり、楽しさがドンドン増していく時期がきます。ただ、逆にある程度まで上手くなると途端に伸びが少なくなる時期、いわゆる伸び悩みが来るのでココをどう乗り切るかどうかは、テニスが上手くなる上で避けては通れない物なのです。私は、自分を信じて練習に励む事が一番の解決策だと私は思います。今回のテーマは何故伸び悩むのか?どうすれば伸びる事ができるのか?について書いてみました。
そもそも何故、伸び悩んでしまうのでしょう?練習時間はむしろ増えているのに不思議な気持ちになります。実は伸び悩むことの答えは意外と簡単で、プレーの再現性が未だ高くない事が要因です。いきなり難しそうな表現しちゃいましたが、要はいつも同じプレーができるがどうか、という事です。もっと高いレベルになると高難度のプレーを実現できなくて伸び悩む事がありますが、今回のテーマでは割愛して、いつもと同じプレーの再現性を高める事について考えていきます。
レッスンでは色々なショットを練習するので、何ヶ月か通うだけで出来るプレーはドンドン増えて行きます。ですが、最初の方に覚えたショットは時間が経つに連れて記憶が薄くなり、やがて打ち方すら忘れてしまうこともあります。スクールは、そういう所もしっかりケアしてくれますが、ご自身でも自覚しておくと上達が早くなります。なぜなら打ち方を覚えていれば、普段の練習でそれを反復練習する事ができ、身体にプレーをシミ込ませる事ができるからです。
このシミ込ませる事で再現性を高めて行くのですが、正しい形がしっかりイメージできていないと反復練習で身につく物が違うものになってしまう可能性があります。そこで練習する時に正しい形のイメージを持って臨むと意識と身体の動きが同調するので、正しい形の習得を早める事ができるのです。
伸び悩む時とは、自分が思っているよりも上達が遅いと感じる時です。ただ、正しいやり方で練習できている内はそこまで心配しなくても良いと思います。それでも早く上達したい!とはやる気持ちを抑えられない方もいらっしゃると思います。(私がそうです笑)
そういう時は素直にテニス仲間にアドバイスを求めましょう。一緒に練習してるからこそ、一番あなたの事が分かってくれています。自分が感じている感覚と他人からみえているあなたのプレー、つまり客観性を意識して練習に取り組む事ができ、より良いプレーを意識する事ができます。
ただ、そうはいっても最初の頃は他人の意見を聞かない場合も多く、上手くなってもそういう傾向が見られる方は少なくありません。でも、それで良いと思います。やはり、一番大事なのはプレーするあなた自身が自分のプレーを信じる事なので全然良い事なのです。
他人の意見に耳を傾けるのは相当悩んだ時からでも遅くはありません。まずは自分が信じるプレーを練習して磨き続けて身体にシミ込ませる、これを繰り返していく事で自然とプレーが上達してちゃんと伸びます。自分を信じて、練習に励みましょう。
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